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✅2025年8月27日更新

こんにちは!ゴルフが大好きな皆さん、「フェードボール」と聞いて何を思いますか?
ドローボールは飛距離が出ると言われていますが、実はコントロールされた「フェード」は、方向性を安定させながらも驚くほど飛距離を稼げる、まさにゴルフで最強の武器と言えます!
「でもフェードって結局スライスでしょ?」
「ただ右に曲がるだけで飛ばないんじゃないの?」
そう思っている方が多いでしょうが、それは勘違いかもしれません。
今回は、なぜ上級者の多くが「フェードボール」を武器にしているのか、そしてその「飛ぶフェードの打ち方」について、スイングのコツから練習方法、実践まで自分なりの方法を記載させていただきます。
💡この記事はこんな人にオススメ
- ドローを打とうとしてチーピン、フックでスコアを崩してしまう
- スライスに悩んでいて、飛ぶフェードに変えたい
- 飛距離と方向性を両立させて、スコアを安定させたい
私自身、最近まで「飛ばしたい!」という一心で、無理やりドローを打とうとして、ひどいチーピンやフックに悩まされていました。ドライバーでOBを連発し、スコアはボロボロに…。
もうボールが左に曲がるのは嫌!という思いから一念発起、フェードボールの修得に励みました。最初は大幅に右に曲がるスライスや、逆玉(フック)が出ることも多く中々ハードルが高いと思っていましたが、特にドライバーの球筋が徐々に安定してきました。フェード、スライスはドロー、フックと比べてスピン量が増える=ランが減ることで想定外に曲がったとしてもボールがコースに残っていることが多く、OBが減ったことで自然とスコアがまとまるようになりました。具体的には平均90台後半だったスコアが、今は平均80台まで改善しました🌟
アマチュアの浅知恵ですが、アマチュアレベルなりの考え方としてブログに残しておきます、私なりのフェードの打ち方についてまとめてみました。
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目次
1. なぜ「フェード」がゴルフで最強の武器なのか?

「フェード」は、打球がターゲットラインからわずかに右に曲がる(右利きの場合)球筋を指します。一方、ドローは左に曲がる球筋です。
多くのゴルファーは「ドロー=飛ぶ」「フェード=飛ばない」というイメージを持っていますが、これは正しくないと思われます。確かにドローはスピン量が少なく着弾後のランが多いため、総飛距離が出やすい傾向にあります。しかしコントロールを失うと急激に曲がり、OBやロストボールにつながるリスクが高いのも事実です。
では、なぜ「フェード」が最強の武器と言われるのか?
- 方向性に優れ安定している
フェードはボールの回転軸がわずかに右に傾くことで、曲がり幅をコントロールしやすいという特性があります。意図した方向に打ち出し、ゆるやかに右に曲げることで、フェアウェイを確実に捉えることができます。OBが激減し、スコアメイクが格段に楽になります。 - 狙った場所に止められる
ドローに比べて、フェードはバックスピン量が多いため、着弾後のランが少ないのが特徴。特にグリーンを狙うショットでは、ピンをデッドに攻めてもグリーンに止まりやすく、次のパットが打ちやすくなります。 - 飛距離を失わない
「飛ばないフェード」は所謂スライスです。「飛ぶフェードの打ち方」は、クラブのロフトを効果的に使った力強いスイング。正しいインパクトをすれば、ドローに引けを取らない飛距離を出すことができるでしょう。
方向性が安定する上に、十分な飛距離も確保できる「フェード」は、ゴルフを安定させ、スコアを劇的に改善させるための最強の球筋なのです。
2. ありがちな「飛ばないフェード」の原因

多くのゴルファーが経験する「飛ばないフェード」、その正体は、実は「スライス」であることがほとんどです。
スライスとフェードは、どちらも右に曲がる球筋ですが、その原因と意図が全く異なります。
- スライス(意図しないミス):
スイング軌道がアウトサイドインで、かつインパクト時のフェースが軌道に対して大きく開いている場合に発生。右に大きく曲がり、バックスピンが多すぎて飛距離が出ません。 - フェード(意図的な球筋):
スイング軌道がストレートイン(真っ直ぐ入ってきてインに抜ける)で、インパクト時のフェースが軌道に対してわずかに開いている場合に発生します。適度なサイドスピンでゆるやかに曲がり、飛距離も出ます。
大切なのは「フェースの向き」と「スイング軌道」の絶妙なバランスだと思います。
スライスに悩む人の多くは、インパクトでフェースが開きすぎていることが原因ではないか。これを「アウトサイドイン軌道」で無理にボールを捉えようとすると、さらに大きなスライスになってしまいます。この悪循環を断ち切り、意図的にコントロールされた「フェード」を打つためのスイングについて、次のセクションでまとめてみます。
3. フェードを打つためのスイングの考え方【3つのポイント】

ここからは「フェード」を打つための肝となるスイングの考え方を、3つのポイントに絞って説明します。
ポイント1:ストレートイン軌道を練習する
ストレートイン軌道は、ヘッドがボールに対して真っ直ぐ入ってきて、内側に抜けていく軌道です。フェードを打つには、この軌道が必要だと私は考えます。
大きなアウトサイドインはNGです。ただの大きなスライスになってしまいます。「少しだけ」外から入っても良いですが、基本は真っ直ぐ入ってくるのが良いのではないでしょうか。
- 意識すべきは「体の回転」:
あまり深いテークバックではなく、コンパクト目を意識。ダウンスイングでは、とにかくフォロー側を意識!思いっきり左側、自分の真左に振ること!体の回転を止めることなくこれ以上左に振れないぐらい振り切ること! - とにかく左へ振ることを意識する:
上でも書きましたが左に振り抜くこと、これがかなり重要だと考えます。振り抜きが甘いと逆玉(フック)が出たりします。
上記のスイング軌道を身につけることで、フェードが安定して打てるようになってくると思います。ただし、ラウンド後半で疲れてくると左に振れなくなり体が止まって逆玉が出てきます。18ホール左に振り切れる体力作りも必要です!
ポイント2:フェース面を管理する

「フェード」と「スライス」を分ける最も重要な要素がフェースの向きです。
フェードを打つためには、フェースを開かず、絶対に返さない、ドライバーでもハンドファーストのまま打つという意識が必要だと考えています。
- グリップの握り方:
フックグリップ(ストロンググリップ)一択だと思います。理由はフェースを返さずスクエアのまま振り抜きたい。ウィークグリップだとフェースを閉じる必要がありドローボールになる可能性が高いです。 - ローテーションの意識は不必要:
インパクト直前で腕を無理に返そうとせず、体の回転に任せて、ハンドファーストのままクラブを振る意識で。ドローを打つ時のように左腕を積極的にローテーションさせると、フェースが閉じてフックの原因になるので注意しましょう。
フェースを「スクエア、もしくはちょっと開いている状態でインパクトを迎える」という意識が重要だと考えます。とにかくロフトが立ったまま、フェースを返さないこと。
ポイント3:飛距離を失わないための体の使い方

フェードで飛距離を出すためには、体の回転を最大限に活用することが不可欠です。
- 体重移動と腰の回転:
ダウンスイングでは、上半身の回転に先行して腰を素早く回転させます。これにより、強烈なヘッドスピードが生まれ、飛距離をロスすることなくボールをヒットできます。 - 手打ちにならない:
手だけで振ると、飛距離が大幅にダウンします。クラブはあくまで体の回転に引っ張られるように振る意識を持ちましょう。
これらの3つのポイントを意識することで、ただ曲がるだけの「飛ばないスライス」ではなく、「飛ぶフェード」を打つための土台が完成します。
4. 【実践編】飛ぶフェードの具体的な打ち方

フェードを打つ考え方を理解したら、次は実践です。以下のステップで練習してみましょう。
1. アドレス:
スタンスはスクエアか、わずかにオープンスタンスにします。ボールの位置は通常よりも少し左足側に置くと、フェードが出やすい軌道になります。飛球線に対して、肩と腰のラインを少しだけオープンに構えるのも有効です。
2. テークバック:
手首を使わず、胸の回転でクラブを上げていきます。通常のドローを打つ時よりも、少しだけアウトサイドに上げていくイメージを持ちましょう。
3. ダウンスイング:
ストレートインの軌道でクラブを下ろす意識を持ちます。とにかく思いっきり左に振る、フォローサイドを大きめにする意識で。手元は体の正面をキープするイメージです。
4. インパクト:
フェースはターゲットに対してスクエアか、わずかに開いた状態でボールを捉えます。この時、体をしっかり回転させ、ヘッドスピードを最大化、スクエアなフェースを左に振り抜くことでボールに右回転をかけるイメージ。
5. フォロースルー:
インパクト後も体の回転を止めず、クラブを最後まで振り抜きます。ドローのように手首を返す意識は不要です。
最初は短いクラブでハーフスイングから始め、徐々にフルスイングに挑戦しましょう。私は元々飛ばないほうですが↓の写真のような、ボールスピード66、飛距離271ヤード(曲がり幅右に約5ヤード)という私なりの飛ぶフェードを打つことが出来るようになりました。※TOP TRACERの数字なので盛られているとは思いますが…

5. まとめ:フェードでゴルフが変わる!
「飛ぶフェード」の打ち方について書きました。ゴルフで安定したスコアを出すには、飛距離を犠牲にしない方向性の安定が何よりも重要です。
「飛ぶフェードの打ち方」をものにできれば、ドライバーショットへの自信を取り戻し、OBの恐怖から解放されます。フェアウェイキープ率が格段に上がり、パーオンのチャンスも増えるため、スコアは自然と安定していきます。
ただし、正しいスイング理論を理解し、それを体に染み込ませるには、自己流の練習だけでは限界があります。RIZAPGOLF等、プロのコーチに一度スイングを見てもらうことが、上達への一番の近道です。
この記事があなたの「飛ぶフェード」修得の一助になれば幸いです。きっとゴルフがもっと楽しく、上達が実感できるようになるのではないでしょうか。ではまた。
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